アニ・レオンハートが『進撃の巨人』で行った「裏切り行為」について、パラディ島の仲間、マーレの戦士隊、そして彼女自身の感情といった様々な視点から裏切りと解釈できる行動を、物語の時系列に沿ってまとめます。
アニの裏切り行為は、マーレの戦士としての任務と、壁内での仲間との友情、特に父との再会という個人的な動機が複雑に絡み合っています。
ウォール・マリア破壊時 (845年)
裏切り内容:ライナー、ベルトルトと共に壁内に潜入した。
任務の第一段階として、壁内人類を窮地に陥れる潜入工作に参加した。
解釈:壁内人類と平和への裏切り。
里の平和を破壊するスパイ活動を開始した。
訓練兵時代 (845年~850年)
裏切り内容:仲間や里の人間を欺き、潜入スパイとして行動した。
仲間と絆を築きながらも、その裏で里の機密を収集し、マーレの利益のために行動し続けた。
解釈:友人、同期、師への信頼の裏切り。
特に、マルコを見殺しにしたことは、彼女の罪の意識の根源となった。
訓練兵時代 ②
裏切り内容:マルコ・ボットを見殺しにした。
自身たちの正体が露見するのを防ぐため、ライナーとベルトルトの行動を黙認し、マルコを巨人に捕食させた。
解釈:仲間と人道への裏切り。
自分の保身のために、共に過ごした仲間を見殺しにするという冷酷な選択をした。
第57回壁外調査時
裏切り内容:女型の巨人として調査兵団を襲撃し、多くの団員を殺害した。
エレンを拉致しようと試み、調査兵団の作戦を妨害し、組織に甚大な被害を与えた。
解釈:調査兵団への裏切り。
仲間の命を奪い、組織の活動を妨害するテロ行為を実行した。
ストヘス区での戦闘時
裏切り内容:ウォール・シーナの門を破壊しようとした。
自身が捕まりそうになった際、巨人化能力を再び行使し、壁内の防衛線を破壊しようとした。
解釈:壁内人類の安全への裏切り。
捕獲を拒否し、壁内の中心部を危機に晒した。
終盤(地鳴らし阻止)
裏切り内容:最終的にマーレの戦士としての任務を放棄し、地鳴らしを阻止する側に回った。
氷漬けから解放された後、エレンを止めるというアルミンたちの目的に協力した。
解釈:マーレ戦士の使命と国家への裏切り。
マーレ国家の存続をかけた最後の戦いで、敵に協力する道を選んだ。

